京都、自転車ランデブー

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禅と菓子とランデブー

京都、自転車ランデブー 2015 春
5月6日(水)禅と菓子 レポート

禅と菓子。

わからないことがたくさん潜む、奥深いもの。ゆえに魅かれてやまない世界

自分のすぐそばに、その世界への興味をかきたててくれるナビゲーターがいることは、本当に有り難いこと。春の自転車ランデブーをしめくくる学び・感じ・時を重ねる〈禅と菓子〉。参加したみんなと、とても穏やかで記憶に残る佳いひとときを過ごすことができたのでした

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集合場所であるSOU・SOU傾衣のお茶席で、参加者はまず、お茶とお菓子をお召し上がりいただきます。このはじまりは、禅の世界でいう〈到着茶礼〉〈分散茶礼〉に基づいたもので、この機会・この時間を共有する皆さんへ“ようこそ”の気持ちが込められたひととき。御菓子丸の杉山さんが用意した菓子は、まるく真っ黒な羊羹……ここに込められた彼女の思いは、参加者へ最後に伝えあかされます

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臨済宗妙心寺派 花園禅塾の塾頭を担う羽賀和尚は、ランニングに加え、まいにち続けているという〈切り絵〉で茶礼について書いた用紙を自作でご準備くださる細やかさ!

さらに今回は、浄土宗誓願寺の長谷川和尚にもお越しいただき、新京極と河原町通りの裏手を南北にはしる“裏寺”と言われる界隈を古地図をもって、いざ、ぶらンデブー

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ふだん、何気なく歩いている通りに、かつてお寺であった名残を感じたり、いまあるお寺も、町の発展に合わせた適応をしてそこにあったり(もちろん、他へ移ってしまったり跡形もないお寺の数も多いのですが)。この町で生まれ育った長谷川さんの貴重なお話に耳を傾けながら、誓願寺に到着

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zentokashi, okashimaru, hagakoki, kao, kyoto, jitensha rendez-vous, seiganji, sousou, SOU・SOU, zazen町のただ中にあって、こんなにも開かれている誓願寺。お寺の前を何度もとおっていたのに足を運ぶのははじめて、と驚きながら訪れることができた小さな喜びを胸に、いよいよ坐禅、そして念仏の時間へ

zentokashi, okashimaru, hagakoki, kao, kyoto, jitensha rendez-vous, seiganji, sousou, SOU・SOU, zazen静かに坐禅に向かう時間
お腹の底から南無阿弥陀仏を唱える時間

羽賀和尚と長谷川和尚。宗派の違うお二人が揃うことで、ごく自然に日々の行いの重なりを体験させていただく。なんとも言えない充足感と、不思議な軽やかさが残るものとなりました

 

偶然にも、この日この場に、居合わせることとなった参加者の皆さん。羽賀和尚、長谷川和尚、そして御菓子丸の杉山早陽子さん。二度とはやってこないこの奇跡の時間から、ふたたび各々が日々へ進んでゆく。なんとなく名残惜しくも互いの背中を押すような気持ちで、いよいよ〈分散茶礼〉へ

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御菓子丸の代表作の一つでもある、琥珀製「木漏れ日」。葉の重なりがひとつの輪を形成した菓子を、そこにいた全員で少しずつ分け合っていただきました

zentokashi, okashimaru, hagakoki, kao, kyoto, jitensha rendez-vous, seiganji, sousou, SOU・SOUそしてわれわれ四人も、小さな輪をわかちあって帰路につきました

 

そういえば……
到着茶礼でいただいた羊羹には実は、「ヨモギ」が入っていました。色や形にとらわれることなく、解説もなく、気づかれたのはお一人だけ(実は気づいていた方もいたかもしれませんが)

坐禅のあと、感覚がより冴えた人には さて気づけたのでしょうか?
それはまた次の、御菓子丸の実験で試してみたいものです

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